猫の慢性腎臓病について

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猫の腎臓病と一口に言っても「急性」と「慢性」ではいくつかの異なる特徴があります。今回は、慢性腎臓病についてお話したいと思います。

慢性腎不全とも呼ばれ恐ろしい病気として知られており、発症したら最後、完治は不可能とされている病気です。この慢性腎臓病、一体どのような病気なのかご説明していきます。

まずは猫の腎臓の基本情報についてお話します。腎臓を構成する細胞の中に"ネフロン"と呼ばれるものが無数にあります。

このネフロンが働いてくれているおかげで、猫ちゃんは元気な生活を送ることが出来ているのですが、このネフロンの一部が何らかの原因で損傷することで腎臓病が始まります。

壊れた分のネフロンの機能を補うために他のネフロンがフル活動し、しばらくは問題なく活動します。ですがフル活動し続けたネフロンはやがて壊れ、壊れた分、また他のネフロンが頑張り...そうしていくうちに腎臓の機能が徐々に失われていき、機能しなくなっていくのが慢性腎臓病です。

ネフロンは一度損傷するともう一生元には戻らないため、ネフロンはただ減り続けていきます。猫ちゃんの腎臓の7割ほどが機能しなくなると猫ちゃんに目立った症状が現れるのですが、その時には既に手遅れで、末期の慢性腎臓病になっていることが多いようです。

猫 慢性腎臓病の怖い所は、症状が分かりにくいというところにあると言えるでしょう。

猫の腎臓病はどのような病気か

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10歳を超えたおじいちゃん、おばあちゃん猫の死亡原因第一位と言われるほどの病気が腎臓病です。この腎臓病とは一体どんな病気なのか、ご説明していきたいと思います。

●腎臓病とは
簡単に説明してしまうと、腎臓の働きが低下し様々な障害が起こる病気です。腎臓が病に侵されることで、おしっこから老廃物が排出できなくなる、体内の水分や塩分の量の調節ができなくなる、体温調節が出来なくなる、痙攣をおこすなどの状態にもなりかねません。

また、猫 腎臓病の病気には、"急性腎不全"と"慢性腎不全"が存在します。それぞれ発症原因は異なるものの、特に対策も行わないまま放置してしまうと、慢性腎不全の場合は特に、徐々に体力が奪われていき命を落とすこともあります。

●なぜ起こるのか
主な原因は、他の臓器の疾患、感染症による影響や老化したことによる内臓機能の働きの低下等があげられます。人間と同じように、おじいちゃん・おばあちゃん猫も、年と共に体が衰え始めます。体力ももちろんですが体内にも様々な変化が現れ始め、その結果、腎臓も正常に働かなくなってしまうのです。

また、塩分が多い食べ物を与えている猫ちゃんは、若くても腎臓病を発症することがあると言われています。

腎臓病は、一度発症してしまうと命に関わる危険な病気ということを覚えておきましょう。

猫ちゃんの死亡原因の上位に必ずくると言われているのが猫 腎臓病です。末期の腎臓病になると、致死率はほぼ100%と言われている病気なのですが、その病気の治療法の一つに、"腎臓移植"というものがあるそうです。

読んで字のごとく、腎臓を移植する手術の事で、病の侵された腎臓を取り除き、新しい腎臓を移植するという、人間にも行われている手術の一つですね。ですがこの腎臓移植、手放しで喜ぶわけにもいかないようです。

まず、この手術行っている病院が非常に少なく、腎臓病を抱えているすべての猫ちゃんが腎臓移植を受けられるわけではありません。ほとんどの場合、腎不全の末期になる前の猫ちゃんを対象に血液検査や尿検査、心臓検査などの様々な検査を行い、腎臓以外の他の臓器や体に異常がなかった場合に行うことが可能とされています。

他にも、いくつかの課題が残されています。

  • ドナーになってくれる猫ちゃんはどうするのか?(病院側で用意してくれた場合でも、後々飼育することになる可能性もあります)
  • 治療後の通院は可能かどうか?(術後も定期的に通い続けます)

大切な猫ちゃんの命を守るためにどうすればいいのか。投薬治療を行うのか、それともこのような移植手術を行うのか...飼い主さんの判断が問われるところです。

猫ちゃんが、腎臓に何らかのトラブルを抱えている場合(腎臓病を発症している場合)、主に次のような症状が現れます。

●水をよく飲む
腎臓病になると、体の中の尿素化合物を薄めるため、喉がやたらと乾くようになる猫ちゃんが増えます。その為、今まで以上に水を大量に飲み始めるのです。中には、今までの倍以上飲むようになった子も居ると聞きます。

●食欲が無くなる
腎臓に何らかの異常があると、食欲が無くなる猫ちゃんが多く、日に日に体重が落ちていきます。見た目がげっそりとするほど痩せてしまう猫ちゃんも居ますので、日ごろから猫ちゃんの食事量には気を配ってあげる必要があるでしょう。

●ぐったりとしている
動く元気がなくなるため、日中も夜も寝てばかりいるようになるのも、猫 腎臓病の特徴です。猫ちゃんは基本的に寝てばかりいる生き物ですので見分けがつきにくいかもしれませんが、活動時間を気にしてあげることが大切でしょう。

腎臓病を発症した猫ちゃんにはこれらの症状が現れることが多いとされていますが、慢性腎臓病や慢性腎不全の様に、末期まで症状がほとんど現れないような病気も存在します。

目に見えて症状が現れないからこそ、定期的に病院で検査をしてもらうことで、猫ちゃんの健康を守ることが出来ると言えるでしょう。

猫ちゃんの臓器の中でも、もっとも病に侵されやすいと言われているのが腎臓です。この腎臓が何らかの原因で病に侵されると、腎臓病に発展してしまいます。一度かかってしまうと恐い腎臓病ですが、実は予め防ぐことが可能と言われている病気でもあります。

猫 腎臓病を防ぐために一番効果的で手っ取り早いのが、食生活の改善と見直しです。飼い主さんは猫ちゃんに、こんな食事を与えてはいませんか?

●塩分が多いもの
"猫まんま" "人間用のかつお節"などの、人間が美味しいと感じるような食事を与えることは猫ちゃんにとってご法度です。野生の猫の好きな食べ物であるイメージが強い"ネズミ"や"魚"を思い出してみて下さい。
あれらの食事には、味付けがされているでしょうか?

猫ちゃんは塩分をあまり多く必要とせずに生きていける生き物ですので、人間の食事は正直言ってしまうと毒にちかいと言えるかも知れません。猫ちゃんがたとえ美味しそうな顔をしていても、猫ちゃんの健康を著しく害する可能性について留意しておきましょう。

●お菓子のあげすぎ
猫用の食べ物でも安心はできません。猫ちゃん専用のお菓子を大量にあげることも、猫ちゃんの腎臓には良くないでしょう。何事も「過ぎる」と悪影響を及ぼす可能性があります。健康のキーワードは「適度に」だとは思いませんか。

猫ちゃんの健康を守ることが出来るかどうかは、飼い主さんのキチンとした食事や生活習慣の管理にかかっていますよ。